ニュージーランドで運転していろんなところに行きたい!楽しみたい!そんな想いで留学に来られた方も多いのではないでしょうか。車を運転するならまずは現地の運転免許証を取得したいですよね。
でも、日本の運転免許証をニュージーランドの運転免許証に書き換えたいけど海外で緊張するし、そもそも何が必要なんだろう。どこに行けばいいんだろう。
そんな悩みを解決するために日本の運転免許証→ニュージーランド(NZ)の免許証への書き換え方法をわかりやすく2ステップで簡単に解説していきます。私も最近、オークランドで運転免許証の申請に行ったのですが書類不備があって行ったり来たり、長時間待たされたりとかなりの疲労感があったので注意点なども踏まえて説明していきますね。
NZの運転免許証をGETするメリット
- 顔付き身分証明書(ID)になる
- 有効期間は10年
- 日本の運転免許証や英文翻訳を持ち歩かなくて済む
- 海外で運転をしてたぞ!という勲章(要はかっこいいから)
顔付き身分証明書(ID)になる
NZに住むとなにかの申請や特に年齢確認でID確認をされます。私も以前はパスポートを持ち歩いていたのですが運転免許証を取得できればもうパスポートを持ち歩く必要がありません!
パスポートだと財布には入らないし、いくら治安がいいとはいえ運悪く無くしたり落としたりしないかヒヤヒヤしていました。書き換えてからはその不安がなくなりストレスフリーになりました。
◯年齢確認や顔付きの身分証明書が必要な場面
- お酒の購入
- クラブハウスなどの施設への入場
- 日本大使館や銀行などの手続き など
運転免許証の有効期限は10年
NZの運転免許証は1度発行しただけで10年使用できます。日本で発行した国際免許証は1年だけだと思うとかなりいいですよね!
NZ運転免許証はオーストラリアでも使用できます。オーストラリアで運転免許証を書き換えする場合、有効期限2年の発行で約120ドル。それに対してNZ運転免許証は10年で約55ドル。これもかなりお得です。
日本の運転免許証や英文翻訳を持ち歩かなくて済む
正直、日本の運転免許証とその英文翻訳したものでもNZで車の運転をすることができます。レンタカーも借りることはできます。しかし、上記の2点を必ず携帯していなければなりません。それが運転免許証カード1枚でレンタルの手続きなんかもできるので簡単ですし、持ち歩かない分、日本の運転免許証を紛失リスクも軽減できます。
海外で運転していたぞ!という勲章
自分専用の海外の免許証ってなんかかっこいですよね!日本に帰ってからも親や友達にも”こんな免許証で、取るまでにこんなかかったんだよー”なんて話題のタネにもなります。
簡単に取得できますのでGETして家族や友達に自慢しちゃいましょう(๑╹ω╹๑ )
NZ免許証書き換えの簡単2ステップ
それでは免許ゲットまでの手順をわかりやすく説明していきます。この記事はオークランドで作った私の実体験を元に作成していますので場所によって多少手続きの違いはあるかと思います。そのことを踏まえて参考になれば嬉しいです。
✴︎NZ運転免許証を作成するまでの流れ✴︎
- 日本領事館にて日本の運転免許証を英文翻訳したものを作成する(自動車運転免許証抜粋証明)
- Automobile Associationで申請書を作成して申請する
必要書類
上記2つの手続きが必要になるのですが待ち時間が長い場合があります。私は1時間以上待って書類不備で手続きできず、何回も行ったり来たり。不備がないよう万全な状態で手続きに行ってください。
- 顔付き身分証明証(パスポートなど)
- 日本の自動車運転免許証
- 日本運転免許証の英文翻訳(必ず日本の免許証のコピーがついている2ページのもの)
- 申請料(現金24ドル+55ドル)
- メガネ、コンタクトレンズ(普段運転時に使用している方)
ステップ① 日本の運転免許証を英文翻訳する
最初に日本の運転免許証を英文翻訳(自動車運転免許証抜粋証明書)を申請しにいきます。国際免許証をお持ちの方でも英文翻訳の書類は必要です。手続きは日本国総領事館で行います。オークランド在住の方は下記住所の7階にあります。
用意するもの
- 顔付き身分証明証
- 日本の運転免許証
- 24ドル現金(おつりが出てもOK)2024年7月時点
オークランド領事館では予約はいりませんが先着順なので混雑時にはかなり待つこともあります。平日の昼休憩前か午後2時ごろが比較的空いていました。
セキュリティチェック
日本領事館の入り口で用件の確認と鞄の中を簡単に荷物チェックされます。刃物など危険物を持っていなければ特に問題はなく通れます。
窓口で英文翻訳の申し込み
予約制ではないので手続きは先着順になります。窓口は日本人のことがほとんどです。「運転免許証の英文翻訳をしにきました。」と伝えると申請用紙がもらえるので名前、生年月日、住所等々の必要情報を記入します。記入している間にパスポート、運転免許証のコピーをとってもらいます。手続きは10~15分程度で終わります。
4日後に再度できあがった英文翻訳をとりに来てくださいと言われ、黄色い用紙をもらって手続きは終了です。支払いは受取日になります。
4日後、、、 パスポート、運転免許証を持って行きましたが黄色い紙を渡したらチェックはされませんでした。ここでは現金払いのみ(24ドル)なので注意してください。おつりは出ても大丈夫です。
ウェリントン、クライストチャーチにも英文翻訳ができるのでお近くの領事館に問い合わせてみてください。オンライン上でも英文翻訳の申請はできますが50-60ドルと日本領事館に比べて割高になります。
ステップ② Automobile Associate(AA)で手続きをする
ステップ2!お近くのAAで免許証申請をしていきます。私は最寄りのWestgate店にて手続きしましたが免許証申請の手続きができない店舗もありますのでAAのサイトからService内容が店舗に含まれているかもご確認ください。
このほかにも手続きできる店舗はありますが参考までにいくつかオークランド内にあるAAの場所をあげておきます。
用意するもの
- 顔付き身分証明証
- 日本の運転免許証
- スッテプ1で手に入れた英文翻訳
- メガネ、コンタクトレンズ
- 申請料55ドル (EPTOS,現金どちらでもOK)
申請用紙の用意
まず店舗に着いたら申請書に必要事項を記入して行きます。「Application for conversiton of an overseas driver licence」下記写真の用紙を選択します。
住所に新しい運転免許証が届くので間違えないように記載しましょう。
記入し終えたら窓口ごとに手続きの内容が分けられているので案内の人に確認して列に並びましょう。
窓口での手続き
自分の番が回ってくると申請書の記載内容と原本の内容が一致しているか確認にされます。日本の免許証の申請日、有効期限、免許証番号が英文翻訳のどこに記載してあるかは説明できるように記載されている内容を確認しておきましょう。
また、日本の免許証をいつ頃取得したかで運転できる車の総重量が変わってきます。NZの申請するClass1は〜3000kg普通車となるのですが私の日本の免許証では〜5000kg2tトラックが運転できたのです。私は最初自分で把握していなかったので上手く説明できず慌ててしまいました(o_o:)
自分が日本でどれくらいの車が運転できて、NZでどれくらいの車が運転したいのか言えるようにしておきましょう。
視力検査、写真撮影
視力検査があります。コンタクトレンズを使用している人はその旨を伝えましょう。視力検査の機械は日本と変わりありませんが中に写っている番号列のアルファベットを読む方式です。こんな感じですね。私は7番目を左から順に読むように言われました。
次は左右についているライトがどちらか光るので光っている方向を言う視野範囲を見るテストがあります。
視力検査が終わったら免許証の写真撮影がその日にあります。顔の角度や表情を修正してくれることなく1発撮りなのでメイクや髪型セットはバッチリして行きましょう٩( ‘ω’ )و
お支払い
申請料52ドル、事務手数料が2.5ドルほどです。私はETOPOSで支払って手数料が発生したのでトータルすると55ドルでした。現金でも支払い可能です。以上で手続きは全てになります。
手続きが終わればあとは待つだけ
受け取りまでは10〜14日程度、郵便ポストに届きます。英文翻訳も回収されてしまいますのでそれまでは無免許運転で運転なの?不安に思った方、大丈夫です。
画像のような一時的に運転免許証の変わりとして使用できる紙がもらえるので、それを必ず所持しましょう。紙がペラいちで多少心元ありませんでしたが笑
まとめ
最後まで読んでいただきありがとうございます。簡単2ステップで身分証明書をGETすることができます!書類不備がないよう準備万端にして不安なく手続きに挑んでください٩( ‘ω’ )و自分だけのIDを手に入れてレベルアップしちゃいましょう!!
この記事は自分の実体験を元に書きました。参考にしていただけると幸いです。ニュージーランドで気軽にドライブできる生活を楽しんでいきましょう!!
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