為替に振り回されないために|私がWiseで“70〜80%ルール”を使う理由

海外生活のお金管理・節約

日本にいると、為替のことなんてほとんど意識せずに生きられます。
でも海外に出た瞬間、同じお金なのに「価値が毎日変わる」世界に放り込まれました。
私はそれで、何度も両替のタイミングを間違えました。

日本にいると、為替の存在を忘れて生きていける

ニュースなどでよく聞く「為替」。
円安で円の価値が下がっている、という言葉を
耳にしたことがある人も多いと思います。

私も海外に来る前は、
その言葉自体は知っていました。
でも、それが実際に何を意味していて、
自分の生活にどれくらい影響するのかなんて、
正直ほとんど考えたことがありませんでした。

日本で暮らしていると、
日本円だけで生活が完結します。
わざわざ外貨に替える必要もない。
だから、為替の変動なんて他人事だったのです。

でも、海外に出てみて、
初めて「お金の価値が動く」という事実に直面しました。

同じ金額でも、
円と外貨のレート次第で、
使えるお金が大きく変わってしまう。

海外で生活するようになって、
為替はもう他人事ではなくなりました。

海外に出て、はじめて「お金の価値が毎日変わる」と知った

私が最初にオーストラリア(AUD)に到着したとき、
1オーストラリアドルは94円くらいでした。

その頃の私は、為替レートなんて気にせず、
高い手数料を払って現金10万円を両替して入国しました。
為替の仕組みもよく分かっていなかったし、
「いいレートで替えよう」という発想すらなかったのです。

オーストラリアに着いてから、
友達にWiseを教えてもらいました。
日本の銀行からオーストラリアの口座へ、
簡単に両替・送金できるサービスがあることを
そのとき初めて知ったのです。

それから3ヶ月ほど経ったある日、
手持ちのお金が少なくなってきたので、
日本から10万円を送金しようとしました。

そのときのレートは、
1オーストラリアドル90円まで下がっていました。

その画面を見て、私はふと思いました。

「あれ、前に両替したときより、
手元に残るお金が多いぞ?」

たった4円の違いでも、
10万円を換金すれば、約5,000円の差になります。
もしこれが10円、15円の差だったら——
為替の変動が、どれほど大きな影響を持つか
想像がつくと思います。

このとき初めて、
「同じ10万円でも、タイミングで価値が変わる」
ということを実感しました。

お金の価値は、
毎日静かに動いている。
海外で生活してはじめて、
それを自分のこととして知ったのです。

為替の基本だけ知っておくだけで、損はかなり減る

海外にいくなら為替の基本を
知っておいた方が損をすることが
かなり減るはずです。

難しく考えることはしないで

円が安い時は外貨に両替
円が高い時は日本円に戻す

これだけです。

例えば、
1AUD=90円のときと
1AUD=100円のときでは、
同じ10万円でも手に入る豪ドルは大きく違います。

円が安いとき(90円)に円→豪ドルに替え、
円が高いとき(100円)に豪ドル→円に戻す。
それだけで、為替は味方になります。

難しいトレードでお金を稼ぐわけじゃないので
「どっちが安いか」だけ分かればいいです。

でも、為替を完璧に当てるのはプロでも無理だった

為替の影響力はたしかに大きいです。
それでも、毎回いちばん得するタイミングで両替しようとするのは、正直かなり難しいと感じています。

もし今、レートを気にしすぎて疲れているなら、それはあなただけじゃありません。

私も、Wiseアプリを何度も開いては
「まだ上がるかも」と待ち続け、
結局レートが下がってしまって両替できなかったことがありました。

そのとき、
為替を見ている時間や、悩んでいる時間が
思った以上にエネルギーを使っていることに気づいたんです。

誰でも、為替を完璧に予想することはできません。
だから私は、
「いちばん高いレート」を狙うのではなく、
これくらいなら納得できるというラインを決めるようになりました。

100%を取りにいくのではなく、
70〜80%取れたら十分。
そのくらいの感覚でちょうどいいと思っています。

海外生活では、
仕事や生活、人との関わりなど、
他にも大切なことがたくさんあります。
為替だけに気を取られすぎないほうが、ずっと楽です。

とはいえ、
「為替は一番大事じゃない」と言いつつも、
現実にはその影響はかなり大きいのも事実です。

例えば50万円を動かすとき、
為替が5円違うだけで、25,000円の差が出ます。
10円なら、5万円。

“たった数円”でも、
生活費1〜2週間分が動くこともある。

だから私は、
為替を無視するのではなく、
振り回されないための仕組みを作ることにしました。

だから私は、Wiseの為替レートアラートを使うことにした

そんなに両替のタイミングを読むことに
時間もエネルギーも使いたくなかった私が、
友達に教えてもらったのが
Wiseアプリの為替レートアラートでした。

これは、
「このレートになったら知らせてほしい」
という金額をあらかじめ設定しておくと、
メールやアプリの通知で教えてくれる仕組みです。

たとえば、
1AUD=94円あたりが平均だとしたら、
アラートを98円前後に設定しておく。

いきなり
「105円!」のような最高値を狙うと、
なかなか通知は来ません。

でも、
帰国前に一気に低いレートで両替してしまうより、
「まあ悪くないな」と思える水準で少しでも多く残すほうが、
結果的にずっと気持ちが楽でした。

そしてもう一つ、為替リスクを小さくする方法が「分割で両替すること」です。

為替を見なくていいことが、いちばんのメリットだった

為替レートアラートのいちばんのメリットは、
両替のタイミングで迷わなくてよくなることでした。

お金は大事。
でも、海外にいると為替のことばかり考えている余裕はありません。

仕事のこと、生活のこと、人間関係、将来のこと。
留学中は考えることが本当にたくさんあります。
だからこそ、脳の容量に少し余裕を残しておくことは、とても大切だと感じました。

為替については、あらかじめ
「このくらいのレートなら両替しよう」
と決めておけば、あとはアラートを待つだけ。

それだけで、
毎日レートを気にして一喜一憂する必要がなくなります。

こういう“仕組み”を作っておくことで、
時間も、気持ちも、ちゃんと守れるようになりました。

自動両替も「縛られない」ための道具

優柔不断で、
「いつ両替すればいいのか決めきれない…」
という人には、自動両替機能もあります。

これは、為替レートと金額をあらかじめ設定しておくと、
その条件になったタイミングで
アプリが自動で両替してくれる仕組みです。

私は、自分でレートを見てから両替したい派なので
実際には使っていませんが、

「為替のことをできるだけ考えたくない」
という人にとっては、かなり心強い機能だと思います。

“管理しなくてもいい”という選択肢があるだけで、
海外生活はずいぶん楽になります。

私が設定しているレートの決め方(70〜80%戦略)

為替レートアラートを使うとき、
いちばん迷うのが「どのレートに設定するか」だと思います。

私がまずやるのは、
その通貨の過去の動き方をざっくり知ることです。

具体的には、過去5年くらいのレートを見て、

  • だいたいの最高値
  • だいたいの最低値
  • よく行き来している“真ん中あたり”

この3つをざっくり把握します。

ここで大事なのは、
「一番高いところを当てにいく」ことではなく、
この通貨はこのくらいの幅で動くんだなと感覚をつかむこと。

私はアラートを段階的に使っています

私はアラートを1つだけでなく、
2〜3段階くらいに分けて設定しています。

たとえば、

  • ちょっと良いレート
  • かなり良いレート
  • かなり高めのレート

みたいに、70〜80%くらい満足できるゾーンにいくつか置いておくイメージです。

これ以上増やしても管理が面倒になるだけなので、
3つくらいまでがちょうどよいと感じています。

私は「感覚」で決めている派です

正直に言うと、私はかなり感覚派です。

「これくらいなら最低でも替えていいかな」
「ここまで来たら十分だな」

そんな自分の納得感を基準にしています。

もし、
「ちゃんと数字で判断したい」
「感覚は信用できない」
という人なら、アプリや為替チャートを見て
平均値や変動幅を確認してから決めるのも全然アリです。

大事なのは、
自分が納得できる基準を先に決めておくこと。

それがあるだけで、
為替に振り回される感じがかなり減ります。

100%を狙わないのがいちばん大事

為替でいちばんしんどいのは、
「まだ上がるかも」と思って動けなくなることです。

だから私は、
100%の最高値を狙うのをやめて、70〜80%でOK
というルールにしています。

それくらい取れていれば、
あとでレートを見て少し上がっていても
「あ、まあこれはこれでよかったな」と思えるからです。

為替は運の要素も大きいので、
“当てに行く”よりも
**“後悔しにくい選択をする”**ほうがずっと楽だと感じています。

為替で一番のリスクは「待ちすぎて何もしないこと」

為替でいちばん大きなリスクは、
安いところで替えることよりも、
「まだ上がるかも」と待ちすぎて動けなくなることだと感じています。

100%の最高値を狙おうとすると、
「今はまだそのタイミングじゃない」
という気持ちがずっと頭に残ってしまいます。

そうやって迷っているうちに、
レートが下がり始めて、
「もうここで替うしかない…」という
一番しんどいタイミングで両替してしまう。
これは本当によくあるパターンです。

だから私は、

  • 金額を分割して両替すること
  • 為替アラートで“自分が納得できるライン”を先に決めておくこと

この2つをとても大事にしています。

一度に全部を替えなければ、
レートを少し外してもダメージは小さく済みます。
アラートを設定しておけば、
「いつ替えるか」で悩み続ける必要もありません。

完璧なタイミングを当てにいくよりも、
失敗しても傷が浅くなるやり方を選ぶ。
それだけで、為替との付き合い方はずっと楽になります。
大きく損をすることは少なくなります。

まとめ:為替をコントロールするより、振り回されない仕組みを作る

海外生活において、為替はあくまで「お金の状態を表すひとつの指標」にすぎません。
それなのに、レートの上下で頭がいっぱいになってしまったら、本来大事なことに集中できなくなってしまいます。

私自身、
「今替えるべき? まだ待つ?」
と為替のことでずっと考えていた時期がありました。
でもそれって、海外での生活や仕事、人間関係を考えるエネルギーを、無意識に削っていたんだなと今は思います。

大事なのは、
まず現地での生活を安定させること。
そのうえで、為替には振り回されない仕組みを作ることです。

私が意識しているのは、たったこれだけです。

  • 為替レートは「最高値」ではなく、70〜80%で十分と考える
  • アラートや自動両替で、タイミングを自分の代わりに決めてもらう
  • 一度に全部ではなく、分けて両替する

このやり方にしてから、
「もっと良くなるかも…」とレートを追いかけ続けることがなくなりました。
そのぶん、生活や仕事に使える余裕が増えたのをはっきり感じています。

為替は大事。
でも、為替に人生を支配させなくていい。

うまく付き合うための仕組みを作っておくだけで、
お金の不安も、気持ちの揺れも、ずっと小さくなります。

関連記事

コメント

タイトルとURLをコピーしました