はじめに
初めての海外旅行や留学。
出発前の準備で、いちばん悩むのが
**「海外保険、どうする?」**ではないでしょうか。
治安がいいと言われている国でも、
日本より安全な国はありません。
言葉が通じない場所で、
もし大きなケガや病気をしたらどうしよう。
病院で高額な請求をされたら?
ちゃんと説明できるのかな?
そんなことを考えると、
「やっぱり海外保険には入らないとダメだよね」
そう思ってしまいますよね。
私も初めての留学のときは、
エージェントに言われるがまま
東京海上日動の海外保険に加入しました。
初めてだったし、
入るのが当たり前だと思っていました。
でも、実際に海外で保険を使ったのは
肌荒れで一度、病院に行っただけ。
振り返ってみると、
「これ、本当に必要だったかな?」
そう感じたのが正直なところです。
そのときすでに、
クレジットカードには海外旅行保険が付いていました。
大きなトラブルがなければ、
お守りとしては、それで十分だったなと
今では思っています。
この記事では、
- 海外保険が「必要な人」と「そうでない人」
- クレジットカード付帯保険という選択肢
について、
私自身の経験をもとに整理していきます。
「なんとなく不安」で高い保険に入る前に、
一度立ち止まって考える材料になれば嬉しいです。
クレジットカード付帯保険って何?
クレジットカード付帯保険とは、
クレジットカードを持っているだけ、
または条件を満たすことで使える海外旅行保険のことです。
特別に保険会社と契約をしなくても、
クレジットカードにあらかじめ
海外旅行中のケガや病気に対する補償が付いています。
年会費無料のカードでも
海外旅行保険が付帯しているものは多く、
「海外保険=高額な保険に入らないといけない」
というわけではありません。
クレジットカード付帯保険は、
保険会社の海外保険と比べると
補償内容がシンプルなことが多いですが、
- 短期〜中期の海外滞在
- 大きな持病がない
- 普通に生活する予定
といった人にとっては、
お守りとして十分なケースもあります。
なお、クレジットカード付帯保険には
「自動付帯」と「利用付帯」の2種類があります。
最近は多くのカードが
利用付帯(出国前にカードで支払いが必要)
になっているため、
条件を理解したうえで使うことが大切です。
クレカ保険で足りる人
クレジットカード付帯の海外旅行保険は、
多くの場合、出国してから最初の3ヶ月間のみ補償対象になります。
そのため、クレジットカードの保険だけで
十分と感じる人は、だいたい次のようなタイプです。
クレカ保険で足りる人
- 20〜30代
- 大きな持病がない
- 危険な遊びをしない
- 短期〜中期(3ヶ月未満)の滞在
正直に言うと、
私は約3年間の海外生活で、
大きな病気や事故、ケガで
一度も保険を使ったことがありません。
「それはたまたま運がよかっただけでは?」
と言われれば、確かにそうかもしれません。
でも、日本で生活していて
1〜2年のうちに通院しないと生活できない、
という状況になる人は、実際そこまで多くありませんよね。
海外でも、
普通に生活している限り、
大きなケガや事故に遭う確率は
決して高くないと感じています。
特に3ヶ月未満の渡航であれば、
クレジットカード付帯保険で十分なケースが多いと思います。
じゃあ、3ヶ月以上滞在する人はどうする?
私の考えとしては、
最初から高額な海外保険に入る必要はないと思っています。
まずはクレジットカード付帯保険を使いながら
3ヶ月間、現地で生活してみる。
そのうえで
「これは保険があった方が安心だな」と感じたら、
現地の医療保険会社で見積もりを取って検討すれば十分です。
実際、私が3年目の留学でオーストラリアにいたときは、
バイクに乗って生活していました。
万が一事故を起こした場合、
高額な医療費を請求される可能性があったため、
さすがにクレカ保険だけでは不安でした。
そのときは、
ワーキングホリデーでも契約できる保険会社を
3社ほど比較して、現地の保険に加入しました。
だからこそ、
まずは3ヶ月過ごしてみてから判断する
という選択でも、遅くはないと思っています。
クレカ保険だと不安な人
では、クレジットカード付帯保険だけでは
不安を感じやすい人は、どんなタイプでしょうか。
大きく分けると、
「体調・医療面で不安がある人」と
「ケガや事故のリスクが高い生活をする人」
の2つに分かれます。
① 体調・医療面で不安がある人
- 体調を崩しやすい
- 定期的に通院する可能性がある
- 英語での病院対応に不安がある
- 医療費を一時的に立て替えるのが難しい
- とにかく安心感を重視したい
クレジットカード付帯保険は、
突発的なケガや急病への備えが中心です。
そのため、
日本にいるような感覚で病院へ通ったり、
軽い不調で気軽に診察を受けたりする用途には
向いていないケースがほとんどです。
こうした人には、
日本の海外保険に加入しておく方が安心だと思います。
日本の保険であれば、
提携している病院を紹介してもらえたり、
自己負担を抑えて通院できたりと、
医療面でのストレスがかなり少なくなります。
また、保険会社によっては
日本人スタッフや通訳のサポートがあり、
英語に不安がある人でも
気兼ねなく病院を利用できる点も大きなメリットです。
② ケガ・事故のリスクが高い生活をする人
体調に問題がなくても、
生活環境や行動によってリスクが高い人もいます。
たとえば、
- 建設現場・農業・工場など
ケガの可能性が高い仕事をする人 - サーフィンやダイビングなど、
日常的にリスクのあるスポーツをする人 - バイク移動が多い生活をしている人
このような場合、
万が一の事故で高額な医療費がかかる可能性もあります。
リスクが高い人には
高い保険でも入っておいた方がいい場合があります。
EPOS・楽天・三井住友を正直に比較
クレジットカードは、
すべてを1枚で完結させる必要はありません。
海外保険・日本での普段使い・海外決済。
それぞれの役割を意識して、
EPOS・楽天・三井住友カードを比較していきます。
| 項目 | EPOS | 楽天カード | 三井住友カード |
|---|---|---|---|
| 年会費 | 無料 | 無料 | 無料 |
| 海外旅行保険 | あり(利用付帯) | あり(利用付帯) | あり(利用付帯) |
| 補償の考え方 | 海外用として切り分けやすい | 日本メインの延長 | 決済・キャッシング重視 |
| 海外での使いやすさ | ◯ | ◯ | ◎ |
| 管理のしやすさ | ◯ | △ | ◎ |
| 向いている人 | 海外保険を意識して持ちたい人 | すでに楽天カードを持っている人 | もう1枚、海外用に持ちたい人 |
EPOS
海外で使うことを前提に、
「海外用の1枚」として切り分けやすいカードです。
年会費無料で海外旅行保険が付いており、
利用付帯にはなったものの、
条件を理解して使えば特に難しいものではありません。
私は
「海外に行く=EPOSを使う」
と決めて管理していたので、
保険条件を忘れることもなく使えていました。
👉 海外保険を意識して使うなら、まずEPOS
という位置づけです。
楽天
楽天カードにも海外旅行保険は付いていますが、
利用付帯のため条件管理が必要です。
日本での普段使いがメインになりやすく、
海外用としては
「うっかり別の支払いで条件を満たしていなかった」
というケースも起こりやすい印象があります。
すでに持っている人が多いカードなので、
1枚で済ませたい人や、条件管理ができる人向け
と言えるでしょう。
三井住友
三井住友カードは、
海外での決済の安定感が非常に高いと感じています。
海外利用時の通知や制限管理がしやすく、
キャッシングも含めて
「とにかく海外で使いやすいカード」という印象です。
海外旅行保険は付いていますが、
あくまでおまけレベル。
👉 保険目的ではなく、
海外決済用の+1枚として持つカード
という立ち位置がしっくりきます。
私のおすすめの考え方
- 海外保険を意識して使う → EPOS
- 日本用・サブ → 楽天
- 海外決済の安定枠 → 三井住友
すべてを1枚で完結させようとせず、
役割を分けて使う方が、海外生活ではラクだと感じています。
まとめ|海外生活の保険は「クレカ+必要なら追加」で十分
ここまで、
クレジットカード付帯保険で足りる人・不安な人、
そして複数のクレジットカードを比較してきました。
結論として、
海外生活の保険は「クレジットカード+必要なら追加」
くらいが、いちばんバランスがいいと感じています。
私自身は、
海外生活では次のように
役割を分けてカードを使っていました。
海外生活でのクレジットカードの使い分け
ここまで、
海外生活での保険の考え方や、
クレジットカード付帯保険で足りる人・不安な人について
見てきました。
結論として、
海外生活の保険は「最初から高額な保険に入る」か
「まったく入らない」かの二択ではありません。
まずは
クレジットカード付帯保険を軸にして生活してみる。
そして、
- 通院が増えそう
- ケガや事故のリスクが高い
- もっと安心感がほしい
そんなタイミングで
現地で加入できる医療保険を
検討すれば十分だと思います。
※日本の海外旅行保険は、
原則として出国前加入が必要なものが多く、
海外滞在中に新規で入れるケースは限られています。
私自身は、
この「クレカ保険を軸にする」考え方で海外生活を始め、
EPOSカードを海外保険用のメインカードとして使っていました。
一方で、
海外ではカードが使えなくなることもあるため、
決済の安定用として
三井住友カードをサブで持つようにしていました。
これは保険のためというより、
海外生活で詰まないためのリスク管理です。
▶️ 三井住友カードを海外用サブカードとして使う理由(準備中)
海外生活の保険は、
「何にどれだけ備えたいか」で正解が変わります。
だからこそ、
自分の生活スタイルに合わせて
段階的に考えていくことが、
いちばん無理のない選び方だと思います。
海外生活で使うクレジットカードは、
自分の生活スタイルに合っているかどうかが大切です。
私が海外保険の軸として使っていた
EPOSカードの海外旅行保険や使い方は、
こちらで詳しくまとめています。
▶️ EPOSカードの海外保険と使い方を詳しく見る(準備中)
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