海外生活の銀行口座開設|オーストラリアとNZで感じた違いとつまずきポイント

海外生活のお金管理・節約

はじめに|銀行口座は「後回し」にすると一気にしんどくなる

海外生活を始めたばかりの頃、
銀行口座のことは正直あまり深く考えていませんでした。

1年目は学校に通っていたこともあり、
学校のサポートを受けながら
特に困ることなく銀行口座を開設できたんです。

その経験があったので、
ニュージーランド(NZ)で新しく生活を始めたときも、
「一度やったことがあるし、なんとかなるだろう」
と正直思っていました。

でも実際は、
オーストラリアで使っていた銀行では
NZで口座を開設できず、
大手銀行でも手続きに思った以上に時間がかかりました。

暮らし始めてみると、
銀行口座がないだけで、
できないことが一気に増えます。

給料の受け取りが遅れる。
支払い方法が限られる。
お金の流れが見えなくて、ずっと落ち着かない。

オーストラリアでは比較的スムーズに作れた銀行口座も、
ニュージーランドでは
想像以上にハードルが高かったです。

国が違うだけで、
手続きの順番や難しさが
ここまで変わるのかと、
そこで初めて実感しました。

この記事では、
オーストラリアとニュージーランド、
両方で銀行口座を作った経験をもとに、

「どこでつまずきやすいのか」
「何を先にやっておけば楽だったのか」

を、実体験ベースでまとめています。

これから海外生活を始める人や、
今まさに口座開設で足踏みしている人の
遠回りを、少しでも減らせたら嬉しいです。


海外生活で銀行口座が必要になる理由

海外では、ほとんどが
電子決済や銀行からの引き落としです。

現金を使う場面は少なく、
街中で現金払いをしている人を
あまり見かけません。

銀行口座を到着してすぐに作っておくと、

・給料の受け取りがスムーズになる
・家賃や各種支払い、カード利用ができる
・現金管理をしなくてよくなる

といったメリットがあります。

逆に言うと、
銀行口座がないだけで
「できないこと」が一気に増えます。


オーストラリアではあまり苦労しなかった理由

オーストラリアでは、銀行口座の開設でそこまで苦労した記憶がありません。

最初の留学は学校に通っていたこともあり、
必要な書類や手続きの流れをあらかじめ教えてもらえていました。
今振り返ると、自分がスムーズにできたというより、
環境やサポートにかなり助けられていたと思います。

正直、その頃は
「銀行はとりあえず作れればいい」
くらいの感覚で、深く考えていませんでした。

その後、次にオーストラリアへ戻るか分からなかったこともあり、
一度銀行口座を解約しています。

それでも、再びオーストラリアで生活を始めたとき、
銀行口座の開設自体に大きく困ることはありませんでした。

1回目の経験があったことで、

・何が必要なのか
・どんな順番で動けばいいのか

が、ある程度わかっていたからです。

今振り返ると、
TFNを早めに取得していたことや、
Governmentレターを住所証明として使えたことが大きかったと思います。

番号や必要書類が揃っているだけで、
話がスムーズに進みました。

事前に何が必要かを「知っている」だけで、
銀行口座開設の難易度はかなり下がると感じました。

ただ、2回目に使っていた銀行のほうが、
正直かなり使いやすかったです。

アプリの操作性や口座管理のしやすさ、
実店舗の多さ、Saving accountの使い勝手など、
「ただ作る」ではなく
「どう使うか」を意識して銀行を選べるようになっていました。

同じ国での銀行口座開設でも、

1回目は
「助けてもらいながら、とりあえず作る」

2回目は
「自分で判断して、使いこなす前提で選ぶ」

この違いは大きかったと感じています。

銀行口座の開設が楽だった理由は、
単に国の仕組みだけではなく、
自分自身が慣れていたこと、事前準備ができていたこと
この2つが大きかったと思います。

オーストラリアでは比較的スムーズに進んだ銀行口座の開設ですが、
ニュージーランドでは、思っていた以上に時間がかかりました。


ニュージーランドで時間がかかった理由

オーストラリアで銀行口座を開設した経験があったので、
ニュージーランドでも同じような流れで進められると思っていました。

でも実際は、想像していたよりもずっと時間がかかりました。

一番の原因は、IRDナンバーをまだ取得できていなかったことです。
銀行の窓口では
「まずIRDナンバーを取得してからでないと進められない」
と言われ、その時点で手続きが止まりました。

オーストラリアではTFNを早めに取得していたことで、
特に意識せず進められていた分、
この順番の違いは正直かなり盲点でした。

さらにややこしかったのが、
同じ名前の銀行が、国をまたぐと同じ条件では使えない
という点です。

オーストラリアで使っていたWestpacは
ニュージーランドにもありますが、
ワーキングホリデービザでは
口座を開設することができませんでした。

「同じ銀行だから大丈夫だろう」
と思い込んでいた分、ここでも少し時間をロスしました。

ANZという大手銀行についても、
どこの支店でも手続きできるわけではなく、
街の中心地にある決められた支店に行く必要がありました。
さらに、事前に電話で日時の予約が必要なケースもあり、
思った以上に手間がかかりました。

一方で、Kiwibank(ゆうちょみたいな銀行)では
特定の支店に限定されることはなく、
どの支店でも口座開設の手続きが可能でした。
待ち時間もほとんどなく、
30分ほどで手続きが終わったのも印象的です。

この経験から感じたのは、
ニュージーランドでの銀行口座開設は、

・必要な番号を取得する順番
・どの銀行を選ぶか
・どこで手続きできるのか

この3つで、難易度が大きく変わるということでした。

一度海外で銀行口座を作ったことがあっても、
国が変われば、同じ感覚では進めない。
ニュージーランドでの口座開設は、
そのことを強く実感した出来事でした。


※ TFNナンバー(オーストラリア)やIRDナンバー(NZ)は、
現地で働くために必要な税番号で、
銀行口座の開設や給料の受け取りにも関わってきます。

銀行口座開設で詰まりやすいポイント

ここまでの経験を振り返ってみて、
銀行口座の開設でつまずきやすいポイントは
国が違っても、だいたい共通していると感じました。

税番号(TFN/IRD)を後回しにしない

銀行口座の手続きより先に、
税番号の取得が必要になるケースは多いです。

「とりあえず銀行から」と思って動くと、
その場で手続きが止まってしまうことがあります。

現地の携帯番号は早めに用意する

SMS認証や銀行からの連絡で、
現地の電話番号が必要になることがほとんどです。

これがないと、
口座開設の途中まで進んでも完了できないことがあります。

住所証明は仮でもOKな場合がある

最初は、
バックパッカーズ・寮・ホームステイ先の住所でも
対応してもらえるケースがあります。

ただし、居住先が決まったあとに
住所変更を忘れないこと
ここを後回しにすると、あとで地味に困ります。

同じ銀行名でも、国が違えば条件は別

オーストラリアとニュージーランドのように、
同じ名前の銀行があっても、
ビザ条件や開設ルールはまったく別でした。

「前に使えたから大丈夫」と思い込まず、
その国での条件を確認することが大切です。

銀行によって「どこで・どうやって」開設できるかが違う

支店が限られていたり、
事前予約が必要だったりと、
銀行ごとに手続きの進め方は違います。

開設のしやすさは、
銀行選びの大きなポイントだと感じました。

銀行選びと必要書類について

銀行を選ぶときは、
細かい条件を比較するよりも、

  • 実店舗が多いこと
  • いつでも・どこでも開設しやすいこと
  • アプリでの口座管理がしやすいこと

このあたりを重視すると、
ワーキングホリデー中は使いやすいと感じました。

私自身はオーストラリアでNABを使っていますが、
Commonwealth Bankもワーホリ向けとして
利用している人が多い印象です。
ニュージーランドではKiwi Bankでいいと思います。

また、銀行口座の開設に必要な書類は、
基本的にそれほど多くありません。

  • パスポート
  • 現地の電話番号
  • 税番号(TFN/IRD)
  • 住所証明

これに加えて、
ビザの証明(ワーホリ・学生ビザなど)
を求められるケースもあります。

細かい条件は銀行や国によって異なりますが、
このあたりが揃っていれば、
手続きは進みやすいと思っておくと安心です。

まとめ|銀行口座は海外生活の基盤

銀行口座は、海外生活を支える生活の基盤になります。
だからこそ、早めに動くことが、
生活を安定させるいちばんの近道だと感じました。

国によって銀行口座の開設の大変さは違います。
到着直後から銀行手続きで消耗しないためにも、
開設しやすい銀行を選ぶことは大切です。

ただ、つまずく理由はだいたい決まっています。
必要書類をあらかじめ把握し、
順番を意識して準備しておけば、
大きな問題なく進められるはずです。

ひとつ補足すると、
銀行口座の開設申請は、日本を出国する前でも
アプリやWeb上から進められる場合があります。

必ずしも完了までできなくても、
事前に申請を進めておくだけで、
現地到着後の手続きがスムーズになることもあります。

スタートダッシュを切りたい人は、
出国前に一度チェックしてみるのも
ひとつの方法だと思います。

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