海外に行く前にやるべき固定費・サブスク見直し

海外生活のお金管理・節約

はじめに|海外に行ってから気づく「日本のお金の怖さ」

海外に行けば、
日本の窮屈な生活から解放されて、
自由に生きられる気がしていませんでしたか。

私もそうでした。

環境を変えたくて、
「なんとかなるだろう」と思いながら
海外に生活拠点を移しました。

でも、実際に海外で生活を始めてみると、
思っていた自由とは少し違いました。

仕事がまだ決まっていない。
収入が安定しない。
それなのに、日本の銀行口座からは
毎月、当たり前のようにお金が引き落とされていく。

サブスク、保険、携帯代、年金、投資。
何に使っているかは、正直あいまいなのに、
残高だけが確実に減っていく。

この「見えないお金の減り方」が、
海外生活でいちばん不安でした。

お金が足りないわけじゃない。
でも、どれくらい余裕があるのか分からない。

その状態が、
生活の安心感をじわじわ削っていきます。

海外生活で本当に大事なのは、
「どれだけ稼ぐか」よりも、
「何が、いつ、いくら出ていくかを把握すること」。

特に、日本にいる間にしかできない
固定費やサブスクの見直しは、
後回しにすると取り返しがつきません。

この記事では、
私自身が海外生活を通して気づいた

  • 出国前に必ずやっておくべき固定費の整理
  • 海外にいないなら止めるべき支出
  • 日本の口座にいくら残しておけば安心なのか

を、実体験ベースでまとめています。

「海外に行ってから考えよう」ではなく、
「行く前に整えておいてよかった」と思えるように。

これから海外生活を始める人の
不安をひとつ減らすきっかけになれば嬉しいです。

固定費見直しは「お金の不安」を減らす一番ラクな方法

固定費の見直しは、
やってしまえば意外と簡単で、
支出を一気に減らせる
かなりコスパのいい方法です。

もともとお金の管理ができている人なら、
半日もかからず終わると思います。

逆に、
「何にいくら払っているのかよく分からない」
という人ほど、
出国前に一度やっておく価値があります。

日本はかなりネットで完結できる社会になりましたが、
それでも解約手続きが
電話や郵送でしかできないものも
まだ意外と多いです。

これを海外に来てからやろうとすると、
手間もストレスも一気に増えます。

私も実際、海外に来てから
解約できずに払い続けていた固定費があって、
それが地味にストレスでした。

正直、
海外生活が始まってから
固定費の整理に時間や気力を使うのは
かなりしんどいです。

だからこそ、
少しでも不安を減らすために、
今できることは先に済ませておく。

それだけで、
海外に来てからの気持ちは
かなり楽になります。


    1. はじめに|海外に行ってから気づく「日本のお金の怖さ」
    2. 固定費見直しは「お金の不安」を減らす一番ラクな方法
  1. まずは「日本の固定費」を全部書き出す
    1. ほとんどの人が把握できていない
    2. まず見るべきは「カード明細」と「銀行口座」
      1. チェックする固定費一覧
    3. 実は見落としがちな固定費もあります
    4. 一通り終わったら「リスト化」がおすすめ
    5. 海外に行ってからも固定費は増えていく
  2. 海外で「使わないもの」は止める
    1. 動画・音楽サブスク
    2. 携帯電話の契約見直し
    3. 判断のポイント
  3. 「不安だから」で払っている固定費を疑う
    1. 海外生活中、本当に使う保険?
    2. 私がやめたことで一気に下がった固定費
  4. 国民年金・税金・投資は「止める」より「調整」
    1. 国民年金は免除・猶予という選択肢もある
    2. NISA・投資額は落としてOK
  5. 日本の銀行口座に残すお金の目安
    1. 生活費ではなく「引き落とし用」
    2. まずは「3ヶ月分」を目安に
    3. 社会人から初ワーホリの人は要注意
  6. 固定費を整理して変わったこと
    1. 毎月いくら出ていくかが分かるようになった
    2. 日本の口座残高を見て焦らなくなった
    3. 海外生活に集中できるようになった
    4. 不安を減らすための準備だった
  7. まとめ|出国前の固定費整理は「生活の土台づくり」
    1. 完璧じゃなくていい
    2. 固定費を整理すると、海外生活はラクになる
    3. このあとやるべきこと
    4. 関連記事

まずは「日本の固定費」を全部書き出す

では実際に、
どんなことから・何を見直していけばいいのか
順番に紹介していきます。

ほとんどの人が把握できていない

ほとんどの人が把握できていない「日本の固定費」

日本にいると、
多くの支払いがクレジットカードや銀行振替で自動的に引き落としされています。

定期的に確認していない人が
ほとんどではないでしょうか。

私自身もそうでした。

ちゃんと支払っているはずなのに、
「何にいくら払っているのか」という感覚が
だんだん薄くなっていたんです。

実際、
知らないうちに値上がりしていたサブスクもありました。


まず見るべきは「カード明細」と「銀行口座」

やることはシンプルです。

  • クレジットカードの明細
  • 銀行口座の引き落とし履歴

これを見るだけで、
何に・どれだけお金を払っているかはすぐに分かります。

ここで一度、
次のような項目を意識して確認してみてください。

チェックする固定費一覧

  • サブスク
  • 保険
  • 携帯代
  • 年金
  • 投資(NISAなど)
  • 車のローン

もし明細を見て
「これ、何の支払いだろう?」
と思ったものがあれば、

必ず調べて、解約するかどうか判断してください。

正直、
内容がすぐ思い出せない支払いは
ほとんど不要なものだったりします。


実は見落としがちな固定費もあります

上に挙げたもの以外にも、
知らないうちに支出になっているものがあります。

例えば、

  • クレジットカードの年会費
  • 使っていない銀行口座の維持手数料
  • 日本の携帯プラン(海外では高すぎることも)
  • クラウド容量(iCloud・Google Driveなど)
  • ジム・習い事・オンライン講座
  • 日本に残している車の保険や駐車場代

こういったものは、
一つ一つは少額でも、積み重なると意外と大きいです。


「月500円だからいいや」と思って
放置している支払いが5つあると、

それだけで
月2,500円/年間3万円になります。

海外生活を始めると、
思っている以上にお金は減ります。

だからこそ、
日本にいるうちに固定費を軽くしておくことが
あとから自分を助けてくれます。


一通り終わったら「リスト化」がおすすめ

確認が終わったら、

  • Googleドキュメント
  • スプレッドシート

などで
固定費をリスト化することをおすすめします。

毎月いくら引かれているのか、
合計でいくらなのか。

これを
一目で分かる、いつでも見れる状態にしておくのがポイントです。

私も最初は
「だいたい分かってるからいいか」と思っていました。

でも結局、
あとから分からなくなってしまうことが多かったので、
きちんとリストにするようになりました。


海外に行ってからも固定費は増えていく

海外に行っても、

  • 保険代
  • 携帯代
  • VPN

など、
固定費の支出は少しずつ増えていきます。

私は
海外用の固定費もページを分けて追加することで、

「最低限、毎月いくら必要なのか」
を把握できるようになりました。


海外で「使わないもの」は止める

じゃあ、
なにが必要で、なにが不要なの?
って思いますよね。

判断基準はごくシンプルです。

「自分が海外生活で使うかどうか」
ここだけにフォーカスして考えればOK。


動画・音楽サブスク

Netflix / Spotify など

日本にいないと使わないなら、
一時停止 or 解約で問題ありません。

実際、
Netflix や
U-NEXT などの動画配信サービスは、
日本の契約のままだと海外では使えないことがほとんどです。

対処法としては、

  • 現地のネット回線で契約し直す
  • VPN(ネット回線を日本経由にできるサービス)と組み合わせる

このどちらか。

日本の番組を見たいのか、
日本のメディアを一度断って英語環境に集中したいのか。

自分が海外でどう過ごしたいかによって、
ここは判断が分かれます。


携帯電話の契約見直し

使わないのに毎月引き落とされる代表例が、
この携帯代です。

大手通信会社を使っている人は、
ほぼ確実に見直しポイントになります。

使わないものにお金を払い続けるのって、
正直もったいないですよね。

でも一方で、
携帯番号は残しておきたい。

私は1回目の留学のとき、
電話番号を捨てて完全に解約しました。

これが本当に大失敗。

いろんなサービスの

  • 登録
  • 契約
  • 認証確認

を全部やり直すことになって、
ものすごく大変でした。
今でも後悔しています。


その後の留学では、
できるだけ携帯代を抑える方法を選びました。

私が使っていたのが
povo(au系列)。

プリペイド式で、
毎月の固定支払いがありません。

一時的な留学・海外生活なら、
これほど便利なものはないと思っています。


「大手キャリアじゃないと不安…」
という人もいると思います。

でも、
留学中だけ格安SIMにして、
帰国後に元の契約へ戻す
ことも可能です。


判断のポイント

**「止めても戻せるもの」**は、
固定費を抑えるために

  • 解約
  • 一時停止

してしまってOK。

海外生活中は、
必要最低限だけ残すくらいがちょうどいいです。

※ povoについては、別記事で詳しく解説します(内部リンク予定)

「不安だから」で払っている固定費を疑う

「不安だから」「将来のために」と思って
払い続けていたり、積み立てていたりするもの。

医療保険や自動車保険、年金、投資などが
これに当たる人は多いと思います。

このあたりは、
その人の人生観や考え方によって
調整の仕方が変わるもの。

正解がこう!と決まっているわけではありません。

ただ、留学や海外生活をきっかけに、
一度立ち止まって考えるには、とてもいいタイミングです。

これからも本当に払い続けるべきなのか。
今の自分の生活に合っているのか。


海外生活中、本当に使う保険?

日本で契約している保険は、
海外では使えないことがほとんどです。

多くの人は、

  • 日本で海外対応の保険に入り直す
  • 現地の医療保険を使う

といった選択をすると思います。

短期滞在であれば、
クレジットカード付帯の保険で
十分な場合もあります。

保険大国・日本では、
多くの人が何かしらの保険に入っています。

私自身、
毎月の固定費が海外生活でじわじわ首を締めていく感覚
実際に経験しました。

その結果、
医療保険やがん保険を見直し、解約しました。

正直、
未来に不安がまったくないわけではありません。

でもその分、
「何かあったときのために、地道に貯蓄していこう」
と覚悟を決めるきっかけにもなりました。


私がやめたことで一気に下がった固定費

保険の解約と通信費の見直しで、
月に1万円近くの固定費が減りました。

もしものときに備えすぎると、
毎月の出費は確実に大きくなります。

安心感を得るために
それを必要経費と考えるのか。

それとも、
今の生活を軽くすることを優先するのか。

私は「もしも」に備えることよりも、
今の生活を軽くすることを選びました。

毎月の固定費が減ったことで、
海外生活中のお金の不安は確実に小さくなりました。

どれが正解かではなく、
自分が安心できるバランスを見つけること。

それが、このタイミングで固定費を見直す
いちばんの目的だと思います。


国民年金・税金・投資は「止める」より「調整」

次は、
将来に向けた積み立てや、支払うべきお金・税金についてです。

ここは
完全に止めるか続けるか、の二択ではありません。
自分の状況に合わせて「調整していい部分」だと思っています。


国民年金は免除・猶予という選択肢もある

国民年金は、
出国前に転出届を出せば
支払いの「免除」申請ができます。

また、
帰国後にまとめて支払える
「猶予」という選択肢もあります。

私は、

  • ある年は「免除」
  • 別の年は「支払い継続」

を選びました。

判断基準は、

  • 日本口座にどれくらい貯蓄があるか
  • 海外で収入が見込めそうか

この2点です。

余裕がある、もしくは仕事の見通しが立っているなら支払う。
厳しそうなら無理せず免除。
それくらいでいいと思います。


「年金なんて、将来もらえるか分からないし
払う意味あるの?」

そう思う人もいるかもしれません。

これはあくまで私の考えですが、
年金制度が完全に破綻することはないと思っています。

もらえる金額は減るかもしれませんが、
それも含めて
未来に向けた一種の投資だと考えています。

だから私は、

  • 払えるなら払う
  • 払えないなら免除

このスタンスで向き合っています。


NISA・投資額は落としてOK

将来にお金の不安がないかと言われたら、
正直あります。

だから私も
毎月NISAで投資をしています。

ただ、留学や海外生活では
収入が一時的に不安定になる可能性があります。

私がそれを強く感じたのが、
ニュージーランドでのワーホリでした。

  • 冬で仕事が少ない
  • 経済状況も不安定
  • 英語にも自信がなかった

不確定要素が多かったので、
その時は投資額を下げる選択をしました。


なぜ完全に止めなかったのか。

理由は、
積み立てる習慣をできるだけ崩したくなかったのと、
自分に適度な緊張感を持たせておきたかったからです。

とはいえ、
無理をする必要はありません。

NISAや投資額は、
ネット上ですぐに変更・一時停止できます。

大切なのは、
精神的に負担にならない範囲で支出をコントロールすること。

海外生活を続けるための余力を、
ちゃんと残しておくことだと思います。


※ここはあくまで私自身の考え方です。
人によって正解は違います。

日本の銀行口座に残すお金の目安

ここまでの章を実践して
毎月の支出が見えてくると、

「じゃあ、日本の銀行口座に
いくら残しておけばいいんだろう?」

という疑問が出てくると思います。


生活費ではなく「引き落とし用」

海外に出ると、
日本の銀行口座から直接お金を使う場面は
実はあまり多くありません。

(ホリデーで一時帰国する場合などは別ですが)

日本の口座に残しておくお金は、
**生活費というより「引き落とし専用」**と考えると分かりやすいです。

目安はシンプルで、

日本で確実に出ていく月々の金額 × 海外生活をする期間

これだけあれば、基本的には安心です。


例えば、
月5万円の固定費がある場合。

ワーホリは1年が多いので、
12ヶ月分だと60万円になります。

ただ、
海外生活の初期費用も考えると
「いきなり100万円近く貯めるのは厳しい…」
という人も多いと思います。


まずは「3ヶ月分」を目安に

そんな場合は、
まず3ヶ月分を目安にしてください。

例:
月5万円 × 3ヶ月 = 15万円

これくらいあれば、
現地での生活が落ち着くまでの
時間的な余裕は持てることが多いです。

多くの人は、
その間に仕事や収入の見通しが立ってきます。


社会人から初ワーホリの人は要注意

社会人から初めてワーホリに行く人は、
住民税も忘れずに考えておく必要があります。

住民税は前年の所得に対してかかるため、
海外に出てから請求が来るケースがほとんどです。

目安としては、
前年の年間所得の10%前後
日本の銀行口座に多めに残しておくと安心です。


固定費を整理して変わったこと

固定費を見直して、一番大きく変わったのは
お金そのものより、気持ちの面でした。

毎月いくら出ていくかが分かるようになった

以前は、

  • なんとなくこれくらい
  • 多分足りるはず

という感覚でお金を見ていました。

でも固定費を整理してからは、

  • 毎月いくら必ず出ていくのか
  • 日本の口座に最低いくらあればいいのか

が、はっきり分かるようになりました。

数字が見えるだけで、
不思議と不安はかなり減ります。


日本の口座残高を見て焦らなくなった

海外にいると、
日本の銀行口座の残高を見るたびに
「減ってる…」と焦りがちです。

でも、

  • これは引き落とし用のお金
  • 想定どおり減っているだけ

と分かっていると、
必要以上に不安にならなくなりました。

「減っている=危険」
ではないんですよね。


海外生活に集中できるようになった

お金のことが頭の片隅にあると、

  • 仕事探し
  • 英語の勉強
  • 現地での生活

どれにも集中しきれません。

固定費を整理して
最低限のラインが分かってからは、

「今やるべきこと」に
ちゃんと意識を向けられるようになりました。


不安を減らすための準備だった

固定費を見直す作業って、
正直めんどうです。

でも振り返ると、
これは節約のためというより、

海外生活を安心して続けるための準備
だったんだと思います。

全部完璧にやらなくてもいい。
「やめる」「減らす」だけでも、
気持ちはかなりラクになります。


まとめ|出国前の固定費整理は「生活の土台づくり」

海外生活の準備というと、

  • ビザ
  • 航空券
  • 仕事探し

に目が行きがちですが、
実は一番大事なのは
**「お金の不安を減らしておくこと」**だと思っています。

今回紹介してきたのは、

  • 日本の固定費を書き出す
  • 海外で使わないものは止める
  • 保険・年金・投資は状況に合わせて調整
  • 日本の銀行口座に残す金額を決める

といった、
特別な知識がなくてもできることばかりです。


完璧じゃなくていい

全部を一気にやらなくても大丈夫です。

  • いらないサブスクを1つ解約する
  • 携帯プランを見直す
  • 固定費を「見える化」する

それだけでも、
海外生活のハードルは確実に下がります。

大事なのは、
「なんとなく不安」な状態を放置しないこと。


固定費を整理すると、海外生活はラクになる

固定費を整理してから、

  • 毎月いくら必要か分かる
  • 日本の口座残高を見て焦らない
  • 目の前の生活に集中できる

ようになりました。

これは節約というより、
安心して海外生活を送るための準備だったと思います。


このあとやるべきこと

日本側の固定費が整理できたら、
次に考えたいのは

「海外でどうお金を動かすか」

  • どの口座を使うか
  • 送金や為替手数料をどう抑えるか
  • 日本と海外をどう行き来させるか

ここをシンプルにしておくと、
海外生活はさらにラクになります。

私自身は、
海外生活中のお金の管理に
Wise を使っています。

次の記事では、

  • なぜWiseを使っているのか
  • 実際どんな場面で便利だったか
  • 向いている人・向いていない人

を、体験ベースで正直に書いていきます。


海外に出る前の準備は、
不安をゼロにするためのものではありません。

不安を「小さくして、コントロールできる状態」にするためのもの。

この記事が、
あなたの海外生活のスタートを
少しでもラクにできていたら嬉しいです。

関連記事

ここまで読んで、
「もう少し知りたい」と感じた人向けに、
関連記事をまとめました。

▶️Wiseの始め方
海外生活でのお金管理をラクにしたい人向けに、
Wiseの使い方を分かりやすくまとめています。
 

▶️【完全ロードマップ】海外留学・ワーホリのお金管理
出国前から海外生活中まで、
お金の流れを一度で整理したい人はこちら。

▶️Wiseに向いている人・向いていない人
Wiseが自分に合うかどうか、
メリット・デメリットから判断できます。

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