30歳目前、アラサーが留学にいくべき理由

留学

コロナも落ち着いて留学に行きたいけど、行こうかどうしようかなかなか決めきれない。30歳目前、いわゆる “アラサー” で留学なんて夢みたいなこと言っていていいのか。自分のキャリアを捨ててまでやることか。

そんな悩みを持ってる人のために29歳で初めて語学留学をして、そこから2年ワーキングホリデーでオーストラリア、ニュージーランドに渡航経験をもつ私がなぜ初めての留学を決めたのかお話ししていきたいと思います。

結論!行ってみたい、経験してみたいという気持ちが少しでもあるなら絶対に挑戦するべきです!ワーキングホリデーの年齢制限が30歳、周囲が結婚繁忙期になるのもアラサー、会社で役職に就き始めるのもアラサー。たくさんの期待と不安があるのもわかります。でもこれだけははっきり言います。時間とお金をかけただけの経験と出会いがたくさん得られます!後悔なんてしません!小さな一歩から踏み出してみましょう。

この記事が1人でも多くの社会人が世界に飛び出せるように背中を押せたらいいなーと思ってます(๑╹ω╹๑ )

私が留学を決めたきっかけと経緯

私が留学を決意したのが2019年26歳、フィリピンとオーストラリアの2ヶ国語留学を予定していました。ところがその翌年4月よりコロナが大流行して海外はロックダウン。やむなく留学は諦めてコロナで給付された10万円は留学のキャンセル料で消えていきました。いつ終わるかもわからないコロナ禍、ほとんどが仕事と家の往復で職場でもクラスターが起こったりとストレスの日々でした。そんな中、2022年2月オーストラリアの国境が開き始めたと聞きつけて、”もうここを逃したら海外に住める機会なんてないかもしれない!今しかない!” と同年の6月には辞められるよう退職願をだして留学をしようと決意しました。

行くと決意した時には29歳。コロナ禍で世界的に海外渡航ができる状態ではなかったのもありますがそのコロナ期の経験を経て、いつ何時なにが起こるかわからない。自分が住んでる地域が震災にあるかもしれない、家族に不幸があったり、自分が事故に遭うかもしれない。そんな可能性はゼロではなくいつ起こってもおかしくない。そんな緊急時に留学に行こう!なんて言えませんよね。

“いつかやろう”はやらないと決めることと同じです。“お金が貯まったら” “会社の人員が落ち着いてきたら” “英語力がもう少しついたら” なんて悠長なこと言ってる場合ではありません。きっかけを待っていても自分から行動しない限り、その “いつか” はきません。できなくなった状況になって初めて”あのときいっとけばよかった”ってなるんです。

オーストラリアのワーキングホリデービザが取得できるのは30歳まで。思い立ったが吉日!情報収集をしたり、エージェントに話を聞きに行ったりなんでもいいので小さな一歩から踏み出して留学へのイメージを膨らませることからしてみましょう。

留学ってハードルが高い?

留学って聞くと日本で勤めてた仕事もキッパリ辞めて、海外に移住。長い期間勉強してお金もたくさんいるってイメージがありハードルが高いと思われがちではないでしょうか。もちろん目的によりますが”留学”にはこうじゃなきゃいけない!ってのがなくて自分に合わせて期間や場所など全て自分で好きなように決めていいのです。

留学は滞在するビザの種類も様々で1週間〜3ヶ月の人も少なくありません。学校に行く、行かないに関わらず現地の文化や生活に触れるだけでも私は “留学” だと考えています。仕事をしたり、英語をマスターするには不十分な期間だと思いますが、最初から1年と決めてしまうには勇気がいるという方は1、2週間の短期でスモールスタートをして試してみるのもいいですね。語学学校やホームステイをしてみるとかなり刺激的な留学にはなります♪

そして長期で考えている人は最初はエージェントなど人の手を借りて頼ることでかなりハードルを下げることができます。私は最初8ヶ月の語学留学を予定していました。右もわからぬ海外生活、英語もできないから環境の変化だけでも苦労すると思ったので寮、食事付き3ヶ月で申し込みをして生活基盤を固めました。学校の手配やビザの申請も代行してくれるので準備にそれほど苦労せず留学に挑むことができました。

3ヶ月目以降は学校で人脈を作って現地の情報を得られるようになっていたので職探しも家探しもレンタカーを借りるのだって自力でできるようになりますよ!

人それぞれに合わせた “留学” の形や方法があっていいと思います。せっかくビザ1年もらえるから1年行かなきゃ!語学学校に1ヶ月通ったくらいじゃ意味がない!なんて思う必要はありません。理由や目的がなきゃ留学をしてはいけないなんてルールもないんです。私も最初は仕事辞めたいし、ただいってみたいから。そんなざっくりした理由でしたから 笑

昔に比べたら留学や移住している日本人はたくさんいますしインターネット上に情報がたくさんのっています。SNSもあります、協力してくれるエージェントもあります。ハードルは高そうに見えますが覚悟を決めれば意外と簡単に飛び越えられるかもしれませんよ( ✌︎’ω’)✌︎

職場からの反応と再就職への不安

「帰ってきたら仕事はどうするの?」「今キャリアを捨てて海外に行く意味ってある?」こんなこと上司や先輩に言われた人もいるのではないのでしょうか。30代に近くなると役職につくことも多くなるし心配してくれているのかもしれません。それでも行く前からこういう不安になるようなことを言う人は私は適当に流して気にしないようにしました。

理由は、帰ってきた時にしかその時の状況がわからないから。帰ってきた時考えればいい!っていうのが私の見解です。自分がこの先なんの仕事をしてどこに住みたいかなど人の気持ちとか考えってその時その時で変わりませんか?何か目的があって留学することは素晴らしいですがみんながみんなそうではありません。

それにキャリアを捨てるっていう考えも私にはありませんでした。そもそもこれまで経験してきた知識や技術なんかが全くなくなることなんてありません。海外で自分の本職のスキルアップしている人もいたし、これを機に英語関係の仕事に転職したい!って考えている人もいました。

私はどっちにも当てはまらない人でしたが留学を経て、自分をよく知ることができました。日本では経験しないようなたっくさんの壁にぶち当たって情けない想い何百万回としてきました。その度になにがいけなかったのか、どうしたらうまくいくのか、自分の強み弱みは何か、何が好きで何が嫌いなんだろう。そんなことを何回も繰り返す日々でした。そんなことを繰り返していくと客観的に自分を分析できるようになります。

留学は新しい出会いと発見をえられると同時に挑戦でもあり、海外で生活していくのは本当に大変なことです。その中で自分という存在をじっくり向き合い、海外でそれを自己表現できるようになるのは本当にすごいことです。

自信を持って自己表現できる人って素敵で憧れませんか?留学すると自分の核、芯みたいなものがしっかり鍛え上げられていくんです。また、他の国の文化に触れることで凝り固まった考えが柔軟になったり許せないことが受け入れられる大きな器になります。日本に帰国したあとも就活では苦労することもあるかもしれませんがその壁を乗り越えられる意志と精神力を鍛えることができます。

磨き上げられた”自分”と強靭な精神力を持ってすれば日本での再就職でも必ず活かすことができるでしょう。留学中の出会いや経験が自分のやりたいことや方向性も考えるいい機会になります。なので帰国後の就職とかは帰る時に決めていければいいと思います。自分の状況や日本の社会情勢もどうなっているかわからない。今、海外に住んでみたい!行きたい!の気持ちを優先して目線を自分の未来に向けて前だけ見ていけばいいのです。

無責任だって声も聞こえてきそうですが挑戦をするにはもちろんリスクはつきもの。仕事を辞めて海外に行った後の再就職で悩んで留学を諦めるにはもったいない!新しい経験と新たな”自分”の発見に時間とお金を自己投資をしてみてください。

両親へ留学を伝えてみた反応

次は親について話していきます。中には両親に海外留学を反対されている人もいるようです。私は昔から破天荒タイプだったので留学を自分で決めて手続きを済ませてから有無を言わせず報告のみ!終了!という感じでした 笑 最初は驚いていましたが思ったよりすんなり受け入れてくれました。

やはり親世代は海外=危険という言葉が浮かぶようで子どもが心配で仕方がないみたいです。いくつになっても親から見たらアラサーでも子どもなんですよね。年齢のこともあるし、やはり切っても切り離せないのが結婚のお話。もう諦めたのかって。アラサーで留学=結婚を諦めるという思考自体が私には理解し難かったのですが “イケメンの旦那つかまえて帰ってくるわ” と返してやりました 笑

何はともあれ親は子どもが心配で仕方がないのです。留学を決めてからの事後報告はいい手だとは思いますが相手の気持ちを受け止めて、海外保険の話や自分が行く国を一緒に調べてみたり、旅行の計画を一緒に立てることで少し安心してもらえるのではないでしょうか。また留学中に親にお金のことで頼ることがないよう家計管理、資金調達をしておくことも大切です。

日本には落ちていない出会いが海外にはいっぱいあります。外国の人と話せるし、カルチャーショックがちょっと…という人は海外で出会える日本人もたくさんいます。出会いはそこら中に転がっているので旦那候補探しにはむしろ向いている場所なのかもしれません 笑

いろんな家族の形があって私みたいにすんなり受け入れられず反対されている人もいるかと思います。友達の中には親に内緒できているって子もいましたが、私はなるべく両親への必要最低限の報告と理解は得ておいた方がいいかと思います。

留学への不安

留学をすることの期待値より不安が優ってしまっている人いませんか?たとえば

  • 英語力がないから大丈夫かな
  • 仕事、家が見つかるかな
  • 友達できなかったらどうしよう
  • もし事件に巻き込まれたら
  • 病気にかかったらどうしよう

などなど

 はっきり言います!大丈夫です!!海外には日本人もいます、外国人ですっごく優しくて助けてくれる人もたくさんいます。英語はもちろん話せるに越したことはないですが話せなくても話せないなりの仕事はあります。海外保険に入っておけば事故、病気、怪我は網羅できます。

備えあれば憂いなし。留学に来て困難を楽しむくらいの楽観主義になっていきましょう。何より大事なのは1に行動、2に行動、3,4も行動、5に行動です!何事にも自分から動いたり働きかけたりということを忘れなければコミュニティができるしみんな助けてくれます。仕事も必ず見つかります!

やってみないといってみないとわからないし出来ないことはできるまでやる!!それが留学生活を充実した生活にするためのコツです。自分を誰も知らない世界に行くのだから臆せず何にでも挑戦していく姿勢を忘れなければ後悔することなく留学生活を楽しむことができるしょう。

まとめ 〜留学するか迷っている方へ〜

私が留学を決意した経緯と留学に対しての不安にどう向き合うかお話ししてきました。

日本での生活と海外の生活、どちらか選べばどちらかは捨てることになります。何かを選ぶということは何かを諦めるということです。 でも選んだその先にたくさんの素敵なことが待っています。

誰かと比べる必要もないし、周りに見栄を張る必要もない。自分にあった留学の形を見つけて自分のペースで勇気を持って一歩踏み出してみてください。

留学があなたの人生で色濃い1ページを作り出してくれると思います。

質問や相談がありましたら「問い合わせより」ご連絡ください。私のできる限りで情報共有や相談に乗ります。最後まで読んでいただきありがとうございました。

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