「30代になってから留学したい。でももう遅いのかな」
そう思って、なかなか踏み出せずにいませんか。
私もそうでした。
26歳のとき初めて留学を決意して、コロナで全部流れて、気づいたら29歳。
それでも行ってよかった、と今は思っています。
この記事では、アラサーで留学を迷っている人に向けて、私が実際にどう決断して、どう乗り越えたかを書きます。
コロナで一度諦めた。それでも行くことにした理由
2019年、26歳のとき。
フィリピンとオーストラリアの2ヶ国語留学を計画して、エージェントに申し込んで、あとは行くだけという状態でした。
翌年の4月、コロナが始まりました。
海外はロックダウン。給付金の10万円はキャンセル料に消えました。
融通の効かない留学エージェントにやるせない気持ちもありましたが、諦めるしかありませんでした。
踏み出す一歩手前のところで道を塞がれたのがすごくショックでした。
その後2年間、「もう今後いけないのではないか」と不安をかかえながら、ほとんど仕事と家の往復だけの生活が続きました。
転機は2022年2月。オーストラリアが国境を開き始めたというニュースでした。当時私は29歳になっていました。
「ここを逃したら、もう海外に住める機会は来ないかもしれない」
そう思ったら、もう止まりませんでした。
同年6月に退職できるよう動き始めて、8月に渡航。あのとき動いて、本当によかったと思っています。
「いつかやろう」は、やらないと決めることと同じ
留学を迷う人がよく言うのが、
- お金が貯まったら
- 英語力がついたら
- 会社の人員が落ち着いたら
でも正直に言うと、そのタイミングは永遠に来ません。
コロナを経験して痛感しました。「いつ何が起きるかわからない」というのは、脅しじゃなくて本当にそうなんです。
地震、家族の病気、自分のケガ。そういうことが重なったとき、留学なんて言い出せなくなります。
「いつかやろう」を「今やろう」に変えるのは、今しかできません。
アラサーで留学するとき、よくある3つの不安
① キャリアが途切れる問題
「仕事辞めて行って、帰ってきたら再就職できるの?」
これを気にして踏み出せない人、多いと思います。
私の答えはシンプルで、「帰ってから考えればいい」です。
無責任に聞こえるかもしれませんが、帰国後の日本の状況も、自分の気持ちも、今の時点ではわかりません。
「私自身、看護師として働いていましたが、**帰国後も資格があれば働ける、という安心感はありました。**全員がそうじゃないとは思いますが、「スキルや資格がある仕事の人は意外と帰ってきやすい」というのが正直な感想です。
それより、行った先で積み上がるものがあります。言葉が通じない環境で試行錯誤した経験。自分の強みと弱みを嫌というほど知ること。それは誰にも奪えないものです。
留学で何を失って、何を手に入れるのか。正直に書いた記事もあります。
② 英語ができない問題
正直に言うと、私もそんなに英語ができませんでした。
それでも渡航した月から働いていました。
友達の紹介で仕事が決まって、最初はマッサージからスタート。
そこに居酒屋のキッチンもダブルワークで加えて、英語ゼロのまま飛び込んだんです。
でも不思議なことに、必要に迫られると英語って伸びるんですよね。
「完璧に話せてから行く」より「行きながら話せるようになる」ほうが、よっぽど早く英語は伸びます。
今の英語力に自信がなくても、大丈夫です。
③ ハードルが高すぎる問題
留学は、自分に合った形で選べます。
- 1〜2週間の短期でもいい
- エージェントを使って手間を減らしていい
- 最初は寮・食事付きで生活基盤を固めていい
私も最初の3ヶ月は寮・食事付きのプランにしました。
英語もわからない、土地勘もない状態で、生活面の不安まで背負うのはきつい。だからそこはお金を使いました。それで正解でした。
周囲への伝え方
「親に反対されて踏み出せない」「友達や同僚から不安を煽られる」という相談もよく受けます。
私は正直、決めてから報告する派でした。行った先のことは行った人にしかわかりません。
最初は驚いていた親も、私が海外保険の話をしたり、行く先の情報を一緒に調べたりしたら、だんだん安心してくれました。
心配しているのは「危険だから」じゃなくて、「子どものことが心配だから」なんですよね。その気持ちを受け止めて、準備していることを見せるのが一番の近道だと思います。
実際に飛び出してみて、変わったこと
後悔は、全くありませんでした。
一番よかったのは、いろんな国の人に出会えたこと。
オーストラリアやNZって、本当に多国籍なんですよね。アジア系もヨーロッパ系も、原住民のアボリジニの人たちも、ぜんぶが当たり前に隣にいる。「違いがあって当然」「ありのままでいい」という空気が、最初はびっくりするくらい自然で。
英語が話せなくても生活できた。それでも人と繋がれた。
そこで気づいたのが、「自分が自分でいていい」ということです。
日本にいると、なんとなく「こうじゃないといけない」みたいな空気ってあるじゃないですか。でも海外に出ると、それがふっと軽くなる感覚があって。人生が数倍、気持ち的に楽になりました。
海外生活が楽だったかというと、そうじゃなかったです。
言葉が通じない、文化が違う、なんとかしなきゃいけない場面が毎日ある。でも「なんとかしていく力」はそこでつくんですよね。
困ったとき助けてもらった経験が積み重なると、「今度は自分も誰かを助けたい」って自然に思えるようになる。人との繋がりがどれだけ大事か、海外に出て初めて本当に実感しました。
世界に出ると、日本が外からどう見えるかもわかります。
「日本人って、世界から見るとちょっと変わってる」って気づくし(笑)、でも同時に「日本って本当にいいところもある」ってすごく誇りに思えるようにもなる。
両方が見えるようになる、というのも海外に出る大きな収穫だと思っています。
まとめ
アラサーで留学を迷っている人に伝えたいことは、ひとつです。
行ってみたい気持ちがあるなら、今が一番早い。
完璧な準備が整うのを待っていたら、タイミングはずっと来ません。
小さな一歩でいいです。エージェントに話を聞きに行くでも、費用を調べてみるでも。それだけで、気持ちが動き始めます。
準備で迷ったことや、お金まわりで不安なことがあれば、個別相談もお気軽にどうぞ。
全てに答えられるわけではありませんが、話を聞くことや私の体験談を話すことができます。
いつでもお待ちしています。
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